子供に部屋の片付け方を教える時、
片付けができない子供に対して単に叱れば解決する!という簡単なことではありません。
親としてどうするのがベストなのか?見極めることが重要です。
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子供部屋の片付けのコツについてご紹介させていただきます。
ご家庭によって環境が異なりますので、状況に合わせてカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
1.片付いていないことで、反射的に怒らない
もしも、部屋が片付いていないからと言って、怒鳴ったり、毎回同じように叱ったりするのは逆効果になることがあります。
(怒ると、叱る、の違いを説明する方がいらっしゃいますが、子供はわからないことが多いように感じます)
怒られるのが嫌で、嘘をつく癖がついてしまたり、雑に片付けをするようになる可能性もあります。
それだけ、親が思っている以上に「何をしたら良いかわからない」のが子供なのではないでしょうか。
繰り返し教えるのが大変かもしれませんが、現状を受け止めて、同じことが起こらないように毎回対策をしてあげるのが良いと思います(優しく)。
2.収納スペース・収納用具は親が用意してあげる
収納スペースを用意してあげたり、収納用具自体を用意するのは親がやってあげましょう。
十分なスペースを設けて、「ここは、本を置く場所」「ここは、おもちゃを置く場所」などと分かりやすく教えてあげます。
どのように収納すればよいか?は、親が見本を見せてあげるようにすると、子供は理解しやすいと思います。
3.子供の視点・考え方を理解して収納スペースを用意する
子供の視点で部屋の片付け方を理解してあげましょう。
まず、子供のうちは背が低く、力が足りないことが考えられます。
パッと浮かぶことで言いますと、
子供の背よりも高い場所に収納するのは大変ですし、
体重の50%(大人であれば、50kgの人にとっての25kg)を普通に持ち上げるって結構大変です。
小学校低学年あたりですと、体重20kgくらいでしょうか。10kgって果てしなく重たい。筋力もない。
本を数冊持ち上げるのって、相当大変です。おもちゃも、大量に集まると、そこそこの重量になります。
「重いものは下」
「背の高さに合わせた収納用具」
収納位置については工夫してあげましょう。
また、ラベルやファイル立てを用意してあげることで、片付けが簡単になります。
4.子供と一緒に片付けをして繰り返し教えてあげる
一緒に片付けをする時間を設けて、子供と一緒に片付けをしてあげましょう。
・親がどんな身体の使い方をしているのか?
・どんな手順で片付けをしているのか?
・効率のよいやりかたは?
・スピードは?
など、思っている以上に細かいところを子供はよく見ています。
「忙しいから」と言って後回しにせず、あらかじめ時間を確保してあげて
模範となるように、後ろ姿を見せてあげましょう。
5.物が多すぎないか?を親が見極める
物が多すぎて、収納スペースに入りきらない可能性はありませんか?
子供は、物を捨てる判断はできません。
とっておきたいけれど、今は必要ないものがあったら、別の場所に保管しましょう。
捨てるものは、子供と一緒に「いるもの・いらないもの」を選んで処分しましょう。
6.収納場所を決めてあげる
持ち物別の収納場所を決めてあげましょう。
収納スペースは、子供が率先して決める・・・・ということは難しいです。
親が「ここには絵本」「ここにはミニカー」「ここにポケモン」などと、決めてあげることで子供が迷わずに判断することができます。
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7.親も片付けの見本を見せてあげる
子供には片付けの指示をするけれど、親の自身のスペースが乱雑なのでは説得力がありません。
子供は親の姿を真似します。
子供の見本となる生活をしましょう
8.勝手に子供のスペースを片付けない・勝手に捨てない
子供が片付けができないからと言って、親が代わりに片付けをしてはいけません。
また、勝手に捨ててはいけません。
なぜかというと、理由がいくつかあります。
まず、親が片付けをすると、
子供は自分が片付けをしなくても良いと思う可能性があります。
また、物がなくなった時に、親の責任にする可能性があります。
また、親が勝手に物を捨てるのも問題です。
子供にとってはとても大切な物を捨ててしまった場合、信頼関係に傷がついてしまいます。
案外、子供は「嫌な思い出として」覚えているものです。
片付けは、時間がかかったとしても、子供主体で実行すること。
捨てる時は、親と一緒に捨てる判断をすること。
超重要です^^
9.子供の片付けに対して完璧を求めすぎない
子供に完璧を求めすぎないこと。
親の考えの10〜20%くらいが実行できたら十分です!
他人(=子供も含めて自分以外)を完璧にコントロールしようとすると問題が生じます。
自分以外の人をコントロールすることができません(断言)。
もし、コントロールできるとすれば自分自身で、変えられるのも自分だけです。
期待値が高くなりすぎないように、注意しましょう。
10.片付けが上手くできたら、できた瞬間を褒めてあげる
子供が、片付けを上手にできたと本人が思ったタイミングでオーバーなくらいに褒めてあげましょう。
大事なポイントは、子供が「できた」と思った瞬間に褒めることです。
できることが喜びになり、圧倒的に自信がつきます。
11.子供に考えさせる質問をする
子供が片付け厨二
「どこに置けばいい?」
と子供から質問されたら、
「どこに置けば良いと思う?」と聞いてあげて、
結果はさておき「どこに置くのがよいか?」を子供に考えさせる質問をしましょう。
そして、決して否定をせずに、子供の意見を尊重してあげましょう。
12.好きなグッズ・キャラクターのアイテムを用意する
好きなキャラクター、グッズを用意してあげることで、
片付けに対するモチベーションをアップすることができます。
片付けが上手くできた時の、ご褒美で用意してあげても良いですね^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供に部屋の片付け方を教える時のポイントについてご紹介させていただきました。
子供との信頼関係を大切にして、率先して片付けができるように手助けしてあげてくださいね^^
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最後までお読みいただきありがとうございます!
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