製造現場や工事現場などに必要不可欠な、整理整頓のスローガン作成!
現場においては常に「整理整頓」の意識向上を促すスローガンを掲げる企業が多いです。
もしも、スローガンが無いと、
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早く仕事を終わらせたいあまり整理整頓を怠ってしまったり、
整理整頓の意識が低いために作業効率を下げたり、
キケンな作業を継続的にしている可能性があります。
スローガンを作成することで、整理整頓が継続され、成果に大きな差が出ます。
そんなスローガンの必要性と、掲げる時のポイントをまとめてみました。
1.整理整頓のスローガンはどうして必要なの?
製造現場では「整理整頓をしましょう!」と良く言われます。
整理整頓をした方が身の周りがキレイなのは確かなのですが、どんな効果が期待できるのでしょうか?
1-1.現場作業での「最悪の事態」を防ぐ事
現場作業で、作業中に気が散ったり、集中力の妨げになるような環境は、
結果的に大きな事故につながる可能性があるので改善をする必要があります。
機械を扱う現場作業では、大けが、死亡事故に繋がる可能性が常に潜んでいると言っていいでしょう。
現場作業で機械を扱う場合、人間の力を大きく超えるような機械の動力部はは大変危険です。
また、重量のある荷物を扱う場合も、荷物の落下などを絶対に防がなくてはなりません。
このように、それぞれの持ち場における最悪の事態を想定することで、それを防止する改善策が挙がってくると思います。
大きな事故を防ぐためには、何をしたらキケンか認識・共有する事、機械のメンテナンス、などの日頃の確認が大切になります。
その細かな定期チェック・メンテナンスをする時間を確保するには、日頃の整理整頓がとっても大切になってきます!
このように、掘り下げていくと毎日行う整理整頓ができているかどうかが、事故防止に繋がることがわかります。
・現場の労働災害を防止するためのコツをまとめた記事はこちら
1-2.整理整頓をすることで、品質と効率が上がる
整理整頓をすることで、効率・集中力を高めることができます。
これにより、
1.効率を挙げつつ精度を維持できます(より時間をかけて、品質を高められます。)
2.製品の生産時間が短縮できるので原価が下がります。提供価格を下げたり、より多くの利益を得られます。
3.納期を短縮することができます。
このように、ビジネスにおいて重要な要素「Q(品質)、C(価格)、D(納期)」を高める事ができます。
生産管理において、実績に直結する大変重要なポイントになります。
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2.整理整頓のスローガンを作成する時の4つのポイント
整理整頓が現場作業で重要なことはわかりますが、いざスローガンを全社的に掲げる時に注意するポイントがあります。
中でも特にたいせつな3つのポイントをご紹介させていただきます。
2-1.「標準化!!」サブテーマを設けて、整理整頓をより具体的にしましょう
簡略化したときに「整理整頓を毎日行う」というテーマを設けた場合、具体的に何をしなければならないのか噛み砕いて説明する必要があります。
具体的に、「◯◯を使ったら、この棚の、この位置に戻す」などです。
できれば個人の能力差で差がでないようにしましょう。
整理整頓の仕上がりレベルを標準化することで、誰がやっても同じ仕上がりになる事が理想です。
2-2.「習慣化!!」整理整頓は全員で!大切なのは習慣化!
キケンが伴う現場作業では、整理整頓は3日坊主になってはいけません。
一度全体で取り組みはじめたら、仕上がりのレベル感と共に、習慣化することに注力しましょう。
全員で意識付けするために、朝礼で個人別にどんなポイントに注意するか確認したり、みんなで読み合わせをして意識付けをする工夫しましょう。
2-3.整理整頓の仕上がりを管理役がチェックする仕組み
実際に運用をはじめた後のお話なのですが、
管理職の人は、スローガン・サブテーマの通りに整理整頓ができているか必ず確認をしましょう。
つまり、「躾(しつけ)」です。
もし習慣化できていない場合は、どうすれば良いのかを「具体的に」教えてあげましょう。
スローガン・サブテーマをさらに詳細にした、持ち場ごとの「整理整頓マニュアル」を用意するのも方法の1つです。
2-4.会社独自の活動を組み込む
頭文字がSからはじまるスローガン、「3S(整理・整頓・清潔)」や、
さらに強化した「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」に取り組んでいらっしゃる企業さんがおらっしゃると思います。
例えば、これに「S」をさらに付け加えて、「7S」、「8S」と増やし、独自の活動をしている企業さんがいます。
例) 「安全(Safety)」、「しつこく」、「しっかり」、「洗浄」、「殺菌」、「整備」 など
独自の取り組みを取り入れることで、他社よりも意識を高める効果が期待できます。
世界のトヨタ流の「5S」に関する記事は、こちらです。
→トヨタ流5Sの取り組み【仕事の効率がドカンと上がる整理整頓】
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
整理整頓のスローガンを作成する時は、
1.サブテーマを設けてより具体的にする
2.習慣化する事も大切にする
3.管理役がしっかりサポートする
4.独自性を組み込む
この4点がポイントになってきます。
安全の確保、効率アップ、などのメーカーの技術をより強固なものにするためにも「整理整頓」は大切ですね!
整理整頓を通して、有意義な時間が過ごせますように^^
こちらの記事もおすすめです!
⇒ 整理整頓で仕事の効率が上がるコツ!会社で仕事ができる人のデスク周りを見習おう!
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