製造メーカー、物販をしている企業では、在庫管理が定期的に行われます。
在庫には、原材料・仕掛品・製品などの種類があり、
必要な時に、的確な判断をするには継続的な整理整頓が不可欠です。
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在庫管理を行う前に整理整頓をしておかないと、一体どんなことが起こるのでしょうか?
整理整頓をしない場合のリスクと、その必要性についてまとめてみました。
現場の管理職をされている方、販売に関わる業務をされている方、
よろしければ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
1.整理整頓をしない在庫管理のリスク
在庫管理には、会社の経営を左右するような大切な役目があります。
整理整頓をしないで在庫管理を行うと、どんなリスクがあるでしょうか?
1-1.正確な在庫管理に繋がる整理整頓
整理整頓をしないと、正確な在庫管理ができていない可能性があります。
これは、身の回りの小さな備品などの管理も、会社の製品などの管理も、
どちらも大切だという意味です。
例えば、棚卸しをした時の製品の数が、
何らかの理由で間違っていたとします。
判断をする時、この誤った数から判断する事態に発展します。
もしも、自社で最も重要な主力商品の
「追加発注」「価格変更」「追加生産」などの判断だったら、、
・欠品による実績への影響
・資金繰り圧迫
・品質の低下
・機能低下、、など
会社の経営にも響く重大な問題に発展する可能性があります。
最悪の場合倒産の可能性も否定できませんよね。
1-2.「正しい判断」は、どのポジションでも求められる
企業に勤めていると、様々な判断が必要になります。
ポジションによっても、判断する内容がことなります。
「正しい情報をもとに判断をする」という点においては、
「小さな判断・重要な判断」も共通。
また「製造職・営業職」などのポジションによる差もありません。
1-3.ムダから発生するミスは、整理整頓で事前に回避できる
ムダなモノ、ムダな情報、ムダな時間、があるとミスに繋がる場合があります。
ヒューマンエラーは完全にゼロにするのは難しいかもしれません。
しかし、ムダから発生するミスは、事前に整理整頓をする事で防ぐことができます。
また、整理整頓をしてムダのない状態を維持することも大切です。
習慣化されていないと、日によってミスが発生しやすいなど、
ムラがあると意味がないからです。
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2.在庫管理に最低限必要な整理整頓の要素
正確な在庫管理をするためには、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?
最低限必要な、整理整頓の要素についてまとめてみました。
「整理」=不要なモノを取り除く、という点においては、
・不要なモノを置かない
・不要なモノを捨てる
・汚れ、ゴミを取り除く
このように、不要なものを排除する、取り除く行動を意味します。
特に、本人の感情ではなく、事実で使っている物なのかどうかで判断する必要があります。
「もったいない」「まだ使える」などの感情に流されることなく判断するチカラが重要になります。
「整頓」=必要なモノを整った状態にする、という点においては、
・置き場所を決める
・誤った認識しない置き方、並べ方
・(使用期限がある場合)日付がわかるように記入しておく
・全員が同じ認識であることを確認する
このように、モノそれぞれに置き場所となる住所を決めて、使ったら元に戻すという行動です。
特に、オフィス内でシェアして使うモノの場合は、あるはずのモノが無いと効率を下げることに繋がりますので、特に整頓が重要になります。
これらは、整理整頓の基本で、在庫管理に最低限必要な要素ですので、必ず抑えておきましょう。
3.現場作業の基本「5S」への取り組み
現場作業の維持・改善で用いられるのが「5S」です。
5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の5つのことで、
それぞれ「さ行」ではじまるので、5つのS=5Sと呼ばれます。
「整理」とは、不要なモノを捨てること。
「整頓」とは、必要なモノを整った状態にすること。
「清掃」とは、掃除をして仕事場をキレイに保つこと。
「清潔」とは、「整理・整頓・清掃」を維持すること。
「躾」とは、習慣を身につけること。
安全性、正確さ、その継続を求められるような場合は5Sが威力を発揮します。
在庫管理においても、5Sが必要と言えますね。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
在庫管理に限らず、仕事には正確性を求められます。
正確さを欠く情報をもとにした判断では、正しい判断ができません。
誤りの原因となるムダ・ムラは、整理整頓の習慣で未然に防ぐことができます。
しかも、整理整頓はちょっとしたことから「今すぐ」始められます!
毎日のゴミ捨て、掃き・拭き掃除、などのすぐできることから始めてみてはいかがでしょうか。
整理整頓を通して、有意義な時間がすごせますように^^
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